2012年9月14日金曜日

26年

小さい頃から絵を描き続けているけど、自分で誰にも流されずハマり続けている事は
それだけだと改めて思う。
あとは全部人の影響....。
でも流されてなければ今の自分はいないと感じる。


3歳頃に同じ区内のマンションに引っ越しをして、そこである男の子と仲良くなった。
その男の子からは本当に感謝しなければいけないくらい色々良い影響を与えてくれました。


それは誰もが幼少の頃夢中になるであろう漫画とアニメとゲーム。
元々男の子っぽいものが好きだったのですぐに夢中になり
ドラゴンボール、ガンダム、キン肉マン、ウルトラマン、スラムダンク、遊々白書、マリオ、ドラゴンクエスト、ストⅡなど
男の子ワールドにのめり込み、女の子の漫画やアニメには目もくれずでした。
姉が少女漫画を買って読んでいたので読ませてもらって面白かったけど
やっぱり根本的に男の子ものにしか興味がなかった。



なかでもドラゴンボールは子供の私を狂わせる程夢中にさせ、
一時期ものすごく流行ったカードダス集めにも熱を入れ
何百枚と集めたほどでした。
母とスーパーに買い物に行く度、100円をせがみ
入り口付近にあったカードダスに走ったり。


鳥山明先生の描く絵は今でも大好きで小学校低学年の頃、母に新宿で開催されていた
「鳥山明の世界展」に連れて行ってもらった時の事。
ものすごい混雑。衝撃だった。
自分の作品を観に、こんなにも数えきれないほどの人が来てくれている。
子供ながらに鳥肌が立ち、はしゃいだ事を今でも覚えてる。
自分もいつかこんな大勢の人たちに観てもらえるような絵を描きたいと感じました。



でもそんなに漫画を読んでも漫画家になろうとはあまり思わなかった。
漫画というよりもその一コマ一コマの「絵」に魅力を感じ
一枚の作品で完結するような絵を描くのが好きだったから。


そうして中学生になり、父と母の持っていた1960年代70年代のフォークソングや
ビートルズのCDを聴きまくり、絵も描いて.......一番自分の世界に閉じこもっていた時期だと思います。


高校生になって洋楽と海外に興味を持ち始め、そこから段々海外アーティストに
目を向けるようになっていました。
これは姉の影響です。デザインの勉強をしていた姉に色々教えてもらい
少しずつ美術館にも足を運び色々な作品を観ました。
進学は金銭的にも学力的にも美大は難しいと思い、
とりあえずお金貯めながら留学を目指そうと
思い、今に至ります。


お金も貯められず、学力も変わらず....。
だらだらとしていますが
19歳の時、1年間だけイラストレーターの学校へ行き
そこで色んな方と作品を見せ合ったり、展示会をやったり
今まで人に自分の描いた絵を見せるなんて出来なかった自分が
ここに来て変わったのがわかりました。
自分の作品を評価してもらい、酷評であれば描きまくり、
褒められれば自信につながり。とても貴重な時間でした。


留学は今は前程強く考えていなく
独学でも良いじゃないかと辛い事が嫌いな私があえて辛い道を選びつつあります。


それが正しいのかどうか、私自身のこれからの努力と運次第だと思います。
まだやりたい事は漠然としています。人生の最後まで何になりたいのか何を描きたいのかわからないままで終わるかもしれませんが、変わらないのは自分の作品を一人でも多くの人に観てもらい私の作品で笑ったり泣いたりしてくれる人に出会う事が今の夢です。
とにかく色々アート以外の分野にも触れ、沢山描くという事を続けて行きます。







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